恋は盲目だった。結局は本質からずっと目を逸らしていたことに気付いてしまった。気付いちゃったからには見て見ぬふりなんてできないし。そんな器用じゃないし。私が見たいきみと、きみ自身がなりたい自分に大きな隔たりができていた。多分ずっと前から知ってた、でも知らないふりしてた。だから周りのせいにしていた。取り巻く環境が悪いとかハコで推せないとか。違った。悲しいし寂しいし悔しい。こんなきもちを抱えながら今年も夏が始まる。楽しかったあの夏に戻りたい。

 

 

 

 

 

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二度と戻れはしない季節を胸に誓うよ

いや〜〜〜、2018年の夏が終わってしまった。とても濃かった。たくさん笑って、ちょっぴり泣いて、たくさんのだいすきに出会えて、新しい気付きをくれた夏だった。夏らしいことなんてなんもしなかったけどいい夏だった。雑感です。

  • ひゃくなひろきくん。宝塚ぼーいず!どうしたってこうしたってひろきくん自身と重ねてしまうところもあって正直見てて少ししんどかった。「運がいいとか悪いとか、そんな言葉聞きたくありません。ただ懸命に生きていたのです。」この独白のシーンとかね。レビューは言わずもがな素晴らしかった…作品の中で役としてステージに立っているとはいえ、やっぱり歌って踊るひろきくんが好きだ。この夏この作品を通して何かを得るために必死に藻搔いて掴んだものは確かに舞台の上にあったと思う。新しい景色を見せてくれてありがとう。夢を諦めたから今があるのか、夢を見つけたから諦めたのか、そんな分からないし知りたくもないけど、今はこの世界で夢を叶えてほしいと思った。そう思えるようになったのは私のこの一年間での一番の成長だし、そうさせてくれたのは紛れもなくひろきくん自身だから。すごい方々に囲まれてまだまだだなと感じる部分もあるから頑張ってこう。お次のタイタニックも楽しみにそして期待して待ってまーす。
  • さまぱらら〜!‪まつくらかいとくん。平成最後の夏に7人で迎えた初めての夏。結論から言うと悪くないなと思った。でも金刺繍の衣装着て出てきた時、ソロでセンターであんな綺麗な衣装を着せてもらえてすごく似合ってかっこよかったのに一瞬ふわっと脳裏に別の人が浮かんだことがなんかさみしかった。そこは誰も悪くないし、自分自身の問題でしかないけど。Guysはちょっと泣いた。噂の宇宙に行ったライオンは逆サイドだったからちゃんと見れなくてそこは残念だった。あとONE DAYと夜の海が素晴らしくて。確かにTDCにカイトとゲンタがいた。あ〜〜shockが恋しい。またいつの日か帝国劇場に立つカイトとゲンタを観たい。5人と2人ではなく、この7人で描く未来を信じたくなった。この幸せがずっと続いて欲しいしと思った。確かに7人になったことで、失ってしまったこともある。でも手放してしまったものを惜しむよりこれからの未来に期待したいし期待させてほしい。

 

自分さえ超えて羽ばたけ/松松とスワンソングの話

横浜アリーナのセンターステージで、白い衣装を身に纏い登場した姿が忘れられない。会場中から悲鳴にも似た歓声がこだまする中で歌ったスワンソング。私にとって宝物みたいな曲が、2人にとっても変わらず大切な曲であり続けていたことが嬉しかった。

スワンソングを初めて歌った頃の松松は、年齢的にもキャリア的にもまだまだ若くて、あえてシンメのイメージからかけ離れたこの曲を選んだことが不思議だった。曲の世界観に寄せて歌うのではなく、まるでぶち壊すかのようなしゃかりきダンスに少し違和感を感じた。でも背伸びして魅せようとせず、等身大の姿から垣間見られた色気や儚さに惹かれた。それまでもシンメでやってきた2人だったけど、その時初めてシンメの真髄を見たような気がした。

そしてあれから4年が経って、披露されたスワンソング。今回の振り付けは本家のオマージュだったらしい。あの当時の蒼さとか危うさはもう何もなくて、覚悟と自信が漲った2人の姿には大きな翼が見えた。松倉くんは自身の連載で「今まで応援ありがとう。そしてこれからもよろしくね。というメッセージを込めました。(意訳)」と綴っていた。どういたしまして。でもね、2人を取り巻く環境が目まぐるしく変わっていく中で、ありがとうと言ってもらえるようなことは何もできなかったかもしれない。初めて松松でスワンソングを歌ったあの日から、横浜アリーナのセンターステージで再び披露した日まで繋がってこれたのは、一重に松倉くんと松田くんの、彼ら自身の努力の証なんだと思うよ。気付けば随分と立派で頼もしくなったなぁ。ひよっこだった彼らは、どこへでも羽ばたいていける白くて大きなハクチョウになった。怖いものも失うものも何もない。今まで2人でいろんな景色を見せてくれてありがとう。応援させてくれてありがとう。夢と希望と覚悟を胸に大きな翼を広げて羽ばたいていけますように。すぐ側には変わらず松田くんと、新しい5人の仲間がいるから大丈夫だよね。これからも末永くよろしくね。

松倉海斗くんと松田元太くん
そしてTravis Japanの未来に幸あれ! 

今はそっと君の幸せだけをとなりで願おう

2017年11月19日。松倉海斗くんがTravis Japanに加入したらしい。ずっと憧れだったJr.内ユニットへの加入。嬉しさや寂しさとともに1つの時代が終わったんだと感じた。

「将来はファンの人が安心して見ていられるグループでデビューして、スーパーアイドルになりたいです。」 

そう語ったのは数年前、 メンバー3人で雑誌に取り上げてもらったときのこと。当時グループを組んでいたはずなのに、安心して見ていられるグループでと言わせてしまったことがくやしくて。あの頃はあの頃で楽しかったしいい思い出なので今更どうこう言うわけではないけど、いつか終わることを知っていて、それを見据えて活動していることが寂しかったから、いつか最高な仲間たちと最高なグループを組めたらいいなと願っていた。
でも現実はそう甘くなくて、Jr.の活動から少し離れているうちに、あまりにも周りの環境が変わりすぎてしまっていた。だから変わらず隣に元太くんがいてくれたことに正直すごく救われた。所詮シンメだから、いつ解体されてもおかしくないわけで、悲しい思いはしたくないから、その括りに拘りすぎるのは嫌だった。でも今は、松松という名の半公式ユニットみたいな括りも悪くないな、と思えた。まっすぐな瞳の先に見据えた未来を信じたくなった。そんな時のことだった。

加入が発表されたと聞いた時のぽっかり心に穴があいたような感覚が、その場に居合せることのできなかった後悔なのか、グループに加入できた嬉しさなのか、悲しさなのか、悔しさなのか、寂しさなのかは分からない。どうして、なんでよりによってこのグループなのかと。でも次の日の朝のWSで7人並んだ姿を見たら、悪くはないかもしれないと思えた。楽しそうに笑った顔を見るとなんか全て許せてしまった、今までのこともこれからのことも。「君の願う未来ならば 僕の未来だろう」だから。きっとこれでいいんだ。松倉くんが選んだ未来。それを正解にできるかどうかは君次第。未来なんていくらでも変えられるはずだからね。


ふたりぼっちだった松倉くんと元太くんに優しくて2人をあたたかく包み込んでくれる仲間が5人もできました。安心して見ていられるグループになれるかな、なれるといいな。松倉くんの夢が1つ叶ってよかった。これから楽しいこと増えていくといいね。たくさん夢叶えようね。
おめでとう。ありがとう。よく頑張りました。でもきっとこれからが正念場。頑張ろうね。

君にはもっとこの先ずっと笑っていてほしい/20歳になっキミへ

松倉海斗くん20歳のお誕生日おめでとう。

2017.11.14。記念すべき20回目のお誕生日。はたち。成人でございます。私が松倉くんのことを知ったのは彼が14歳の時だった。ベビーフェイスなかわいらしい顔、手足を目一杯に使ったしゃかりきダンス。Sexy Zoneのバックで踊るまだ名も知らない年下の男の子に一目見て惹かれた。

気付けばあれから6年の月日が流れて、中学生から高校生、そして社会人になり成人へ。少年から少しずつ大人になっていく過程を感じてこれたこと、嬉しくもあり、大人になってしまったという寂しさもある。画面から見切れがちなきみを探したこと、花道を元気に笑顔いっぱいに駆け回る姿を目で追ったこと。マイクを持って初めてメインで歌わせてもらったときTVの前で涙しそうになったこと、ドラマ初出演を祈りながら見たこと。素敵な夢を見せてくれた大切なユニットとともに駆け抜けた1度きりの夏、帝国劇場や梅田芸術劇場博多座のステージに立った季節のことも。私が知っているのは松倉くんが歩んできた20年間のほんの数頁にすぎないけど、それでも数えきれないくらいたくさんの景色を見せてもらった。
気付けばずいぶんと顔付きも男らしくかっこよくなったね。苦手だと言っていた歌もそんなことを感じさせないくらい堂々と大きな舞台で歌えるようになった。しゃかりきだったダンスも緩急がついてすごく表現豊かになった。でも今も昔も変わらずあるものは、ステージに立ち続ける松倉くんへの絶対的な信頼感。"松倉くんなら大丈夫"というこちらの大きな期待をゆうに超えていつだって最高が最高を更新し続けてくれること。応援していて心から楽しいし、見るたびに好きだなぁ、幸せだなぁと思うよ。

これから20代の松倉くんが歩んでいく未来はどんな景色が広がっているんだろうか。どうか明るく光に満ち溢れた景色でありますように。これからも笑顔を絶やさず、健やかに、そして皆から愛される人であってほしい。10代の松倉くんありがとう。20代の松倉くんはじめまして、そしてこれからもよろしくね。幸あれ!

「ユニットっていいよね。結局そこに辿り着いちゃう。」
その場にいたわけではないから、どんな表情でどんな声のトーンで言ったかは知らない。でもこの言葉を言わせてしまったことが私は悲しかった。もちろん言葉にしてくれることはすごく嬉しい。言いたいことがあれば言ってほしいし、欲しいものがあれば欲しいと言ってほしい。無理して溜め込んでほしくないし、彼を取り巻く環境が何不自由なく言葉にできる場所であればいいなと思う。でもユニットに属さなければJr.であらずみたいな風潮のなかで、彼が少しでも生きづらさを感じていたかもしれないと思うと少し悲しかった。毎月少年倶楽部に出られること、マイクを持たせてもらえること、オリジナル曲があること、メインで公演をやらせてもらえること。羨ましいに決まってる、悔しいに決まってる。でもそれが全てじゃないと思っているし、彼は、彼らはそんなもんじゃないし、もっともっとやれると信じている。Jr.祭りのたまアリ公演で最後の「俺たちはジャニーズJr.」で真ん中にいて円になって繋いだ手を天に向かってあげたとき、なんか悪くないなと思えた。この世界で夢を見たいし、夢を見させてあげたい。だからこわい。すきな人たちにはみんな幸せになってほしいじゃん。結局そこへ辿り着いてしまう。私自身があれから何を成長できていないだけだけど。でも、もうだれも失いたくない、いなくならないでほしい。そうやって願うことしかできないけど、そう願わせてほしい。

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祝福の花束を/19歳になったキミへ

ふとした瞬間にかっこいいと感じることが多くなった。でもやっぱりかわいいが一番似合うとおもっているよ。今日はそんなきみが生まれた日。まつくらくん19歳のお誕生日おめでとう。

18歳ってある意味ひとつの節目の年だったと思う。高校を卒業して大学に進学する人と社会人として歩み出す人。きみは後者を選んだ。まわりの面々を見ているとどうしてもまつくらくんも…と考えてしまうことはあるけど、これがきみの選んだ道ならいくらだって応援する。
まじめが故に考えすぎなくらい考えて悩んでいるのかもしれない。でももっと肩の力抜いてあまり気負いせず楽しくのびのびやればいいよ。伸びやかな歌声も芯の通ったきれいなダンスも感受性豊かでころころ変わる表情もMC中マイクを口元から外さなかった姿もちゃんも見ているしちゃんと伝わっているから。でもまだまつくらくんが一皮も二皮も剥ける覚悟があるのならそれはすごく楽しみだし期待しかない。
やりたいようにやって行きたいところに行けばいい。未来はきみの手に託されている。どうかまつくらくんの瞳に映る未来が輝かしきものでありますように。そう願わせて欲しいし、これからもっと色んな景色を一緒に見ていきたい。

松倉海斗くん、19歳のお誕生日おめでとうと心からのありがとう。これからもよろしくね。